この場所は3,000メートル級のアルプスの山並みに囲まれた「伊那谷」北西部にあり、東南に開けた場所です。このため、伊那谷越しに南アルプス北部の甲斐駒ケ岳、仙丈岳、間ノ岳、農鳥岳などの雄大な山容を望むことができます。特に冬場の夕方、夕焼けに染まる仙丈のカール（氷河地形、圏谷）は絶景です。このポケットパーク敷地が接する主要地方道は、上伊那地域の産学官連携組織である「三風の会」が、看板の撤去・改善等沿線の景観維持活動を行っており、ポケットパーク設置はこれと連携した活動でもあります。

事業所建設の際、緑豊かな伊那谷越しに南アルプスを望むことができるビューポイントを「ポケットパーク」として整備し、一般の方にも楽しんでいただけるよう公開することにしました。